2006年05月04日
北海道
私が、北海道を知ったのは28年前の事です。
社会に出て、まだ間もない頃
ルートは旅費節約の為、大間(青森)から函館にフェリーを利用
車はスズキフロンテ (昭和の46年型)
予約無く行ったので、船の最後尾に船員さんたちが、
5人くらいで車を持ち上げ (400kg位)横積状態。
初めての北海道で、3,500km位 の走行距離
車に毛布を積んで車中泊 、洗濯はコインランドリー、風呂は銭湯 、食事はコンビ二と食堂。
当時、無線に凝っていた私は、無線で知り合った旭川の友人(私より2倍位年上の人)を、訪ねて行きました。
季節は夏でしたが、宗谷岬の食堂はストーブを焚き、勿論、車内は殆どヒーターを入れっぱなし。
襟裳岬は霧で何も見えませんでしたが、 摩周湖は晴れて中ノ島がはっきり見えました。
途中、ガス欠になりそうになって、地元の人に聞くと、次の信号にガソリンスタンドとの事・・。
ところが、次の信号まで30km近く走行。
驚きました。地元の人は30km位は「ちょっと、そこまで」の、距離だそうです。
サロベツ原野を走行して分かりました。
地平線まで真っ直ぐ続く道・・。これが、本当に日本国か!
途中、牛飼いの人が道路に現れて、私は牛を間近で見たくて
「どうぞどうぞ」と、横断を開始して唖然。牛は数十頭(時間にして30分近く、牛見学)でした。
日本最北端の宗谷の地から望んだ、利尻と礼文が印象的でした。
あれから、28年。
今はビジネスでも、白老の防衛庁建設工事に赴任した技術者に会いに行ったり
札幌の円山公園近くで、レストランをやっている、 妹に会いに行ったり
何度となく、北海道を訪れました。
ただ、2泊程度の北海道では、28年前の北海道(12泊位)とは、行動距離が違います。
是非、半月程度の期間を、滞在したい地です。
社会に出て、まだ間もない頃
ルートは旅費節約の為、大間(青森)から函館にフェリーを利用
車はスズキフロンテ (昭和の46年型)
予約無く行ったので、船の最後尾に船員さんたちが、
5人くらいで車を持ち上げ (400kg位)横積状態。
初めての北海道で、3,500km位 の走行距離
車に毛布を積んで車中泊 、洗濯はコインランドリー、風呂は銭湯 、食事はコンビ二と食堂。
当時、無線に凝っていた私は、無線で知り合った旭川の友人(私より2倍位年上の人)を、訪ねて行きました。
季節は夏でしたが、宗谷岬の食堂はストーブを焚き、勿論、車内は殆どヒーターを入れっぱなし。
襟裳岬は霧で何も見えませんでしたが、 摩周湖は晴れて中ノ島がはっきり見えました。
途中、ガス欠になりそうになって、地元の人に聞くと、次の信号にガソリンスタンドとの事・・。
ところが、次の信号まで30km近く走行。
驚きました。地元の人は30km位は「ちょっと、そこまで」の、距離だそうです。
サロベツ原野を走行して分かりました。
地平線まで真っ直ぐ続く道・・。これが、本当に日本国か!
途中、牛飼いの人が道路に現れて、私は牛を間近で見たくて
「どうぞどうぞ」と、横断を開始して唖然。牛は数十頭(時間にして30分近く、牛見学)でした。
日本最北端の宗谷の地から望んだ、利尻と礼文が印象的でした。
あれから、28年。
今はビジネスでも、白老の防衛庁建設工事に赴任した技術者に会いに行ったり
札幌の円山公園近くで、レストランをやっている、 妹に会いに行ったり
何度となく、北海道を訪れました。
ただ、2泊程度の北海道では、28年前の北海道(12泊位)とは、行動距離が違います。
是非、半月程度の期間を、滞在したい地です。
at 11:09|Permalink│
2006年04月02日
異動時期
建設業界、新年度のスタートです。
今までの業務継続(継続でも、業務内容が変わる場合もあります)の人も、自分の周りの人の異動によって人間関係の再構築です。
自分が異動する場合は、新天地の風土気候、食べ物、地理、人間関係が一新されて、なおかつ業務も変わります。パソコンで言えば、リセット状態です。
つまり、業務以前に越えなくてはならない、ハードルがあるわけですね。
プライベート面においても、一人一人の技術者に友人又は家族があり、状況は様々です。
友人といっても親友もあり、恋人もあり、家族には、親、兄弟又は妻、子供、親戚・・・。
まさに
一人一人の技術者に、かけがえのない生活、世界があります。
土木(公共工事)は、ダム、道路、空港、防災、開発その他と、沢山の種類の工事がありますが、そのどれもが、自宅の近くというわけにはいきません。
その為、技術者は異動が、余儀なくされるわけです。
長いものは10年以上続く工事から、1年で終わる工事もあります。
例えばダムは、技術者の一生で、いくつ作れるでしょうか。
調査から始まると、1つか、2つ目の途中という事になります。
異動は土木の宿命で、友人や大切な人との別れ、家族の子供が小さければ、小学校を数回転校したり、大きければ、技術者が単身赴任 で、何年も、盆暮れ、ゴールデンウィーク、正月だけの帰省で業務遂行です。
いつも有難いとと感じ、苦労を察します。
私にとっての技術者は、私の家族そのものです。
今までの業務継続(継続でも、業務内容が変わる場合もあります)の人も、自分の周りの人の異動によって人間関係の再構築です。
自分が異動する場合は、新天地の風土気候、食べ物、地理、人間関係が一新されて、なおかつ業務も変わります。パソコンで言えば、リセット状態です。
つまり、業務以前に越えなくてはならない、ハードルがあるわけですね。
プライベート面においても、一人一人の技術者に友人又は家族があり、状況は様々です。
友人といっても親友もあり、恋人もあり、家族には、親、兄弟又は妻、子供、親戚・・・。
まさに
一人一人の技術者に、かけがえのない生活、世界があります。
土木(公共工事)は、ダム、道路、空港、防災、開発その他と、沢山の種類の工事がありますが、そのどれもが、自宅の近くというわけにはいきません。
その為、技術者は異動が、余儀なくされるわけです。
長いものは10年以上続く工事から、1年で終わる工事もあります。
例えばダムは、技術者の一生で、いくつ作れるでしょうか。
調査から始まると、1つか、2つ目の途中という事になります。
異動は土木の宿命で、友人や大切な人との別れ、家族の子供が小さければ、小学校を数回転校したり、大きければ、技術者が単身赴任 で、何年も、盆暮れ、ゴールデンウィーク、正月だけの帰省で業務遂行です。
いつも有難いとと感じ、苦労を察します。
私にとっての技術者は、私の家族そのものです。
at 11:50|Permalink│
2006年03月02日
環境と土木
今までの土木は、作ることだけが目的でした。
作るために、沢山の自然を破壊してきたのです。
そうして、私たちは豊かな生活を手に入れたのです。
手に入れたと、思っています。
はたして、そうでしょうか?
沢山のものを、指の隙間から、こぼしはしなかったでしょうか?
温暖化による、異常気象
木の伐採による洪水
希少価値の生物の絶滅
猫や鳥が住めない町は、人間も住めないのです。
虫も草も動物も、皆、 生物だからです。
これからの土木は、本当の豊かさを手にするために
自然環境と共存して、必要以上の開発はせず
工事に着工する前の十分な検討、調査をへて
最善の設計と工法を、考えなければなりません。
私たちに課せられた課題は
大きく、深く、重要です。
作るために、沢山の自然を破壊してきたのです。
そうして、私たちは豊かな生活を手に入れたのです。
手に入れたと、思っています。
はたして、そうでしょうか?
沢山のものを、指の隙間から、こぼしはしなかったでしょうか?
温暖化による、異常気象
木の伐採による洪水
希少価値の生物の絶滅
猫や鳥が住めない町は、人間も住めないのです。
虫も草も動物も、皆、 生物だからです。
これからの土木は、本当の豊かさを手にするために
自然環境と共存して、必要以上の開発はせず
工事に着工する前の十分な検討、調査をへて
最善の設計と工法を、考えなければなりません。
私たちに課せられた課題は
大きく、深く、重要です。
at 22:56|Permalink│